世界で一番弱い人
大阪のデパート屋上やレトロゲームセンターの話が多いです。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
クリスマスイブに『アウトランナーズ』をプレイした思い出
kyousitu.jpg
(↑画像の学校は本文中の学校と何の関係も無いですたい)

高校時代、僕はあまり女子と接触を持たないはじっこ系男子でした。
当時、僕と同じ様な人間であった友人と「高校に入学してから女子と喋った時間」
をおおまかに計算してみたところ、確実に1時間には満たないであろうという
ことを自嘲気味に話していたぐらいでした。

そんな僕にある日、同じクラスの女の子が「タダ券あるから一緒に映画、見に行かへん?」というお誘いを繰り出してきました。
別に採りたてて仲が良かったわけでもなんでもなかったのですが、
文化祭で一緒に仕事をさせられているうちに挨拶ぐらいは交わす関係に
なっていた娘でした。
先に申し上げておきますが、可愛い子でもなんでもないです。
普通よりちょっと下…。

『僕は皆を裏切らない、皆も僕を裏切ってはならない』 ニチオク(2009年12月24日)

それはともかく、
「ああ、コイツ僕に惚れたな…?」といういやらしい推測に後押ししてもらって
僕はその娘と映画に行く約束をしました。

しかし、内向的な僕にはその日が近づくのが楽しみにはならず、
むしろ食事がのどを通らない日が続きました。
その日が来るのがなんとも恐ろしく、最終的には精神的に打ちのめされて
帰ってくるのではないか、という不安が付きまとっている嫌な日々でした。

しかし嫌でもその日はやってきました。12月24日クリスマスイブ、最寄の駅で
待ち合わせたのですが、僕は不安だったので30分も早く待ち合わせ場所に行きました。
しかし、相手の娘は既に待ってました(笑)。
今思えばなんともいじらしい娘じゃないかと思うのですが、その時の僕は
「早いわ!負けたわ!(笑)」と突っ込みを入れるのがやっとでした。
こっちも必死でした…。

タイミングよく電車が着たので、電車に乗って難波に向かいました。
電車の中でどんな話をしていたか全然覚えてないんですが、
くだらない話だったという感触だけは覚えてます。
無理にテンションを上げて喋ってました(笑)。

namba-takasimaya.jpg

難波に着き、彼女が持ってきたタダ券を持って二人で映画館に行くと、
満員で3時間待ちだと言われました。他の映画にすることも考えたのですが、
そのタダ券が有効なのはその映画館ぐらいで、見ようと思っていた映画のほかには
幼児用の映画みたいなのしか無く渋々3時間待つことにしました。
僕は「帰りたいなあ…」と思ってました。

当然デートなわけですから、その間も楽しませなくてはならないのが僕には
なんとも苦痛でした。好きじゃなかったんでしょうね…、その娘が。
そういう気持ちを感じ取ったのか、その娘は「ゲームセンター行こう?」と
切り出してきたんですが、僕は心の中ではあまり乗り気ではありませんでした。
と言いますのも、女の子に自分の中の「ゲーム」という部分を触れられるのが嫌で、
なんと言いますか、「マスターベーション」を覗かれるような感覚があり
うまく言い表せられない嫌悪感があったのです。

アウトランナーズ筐体
なにわともあれ、難波の繁華街にあるゲームセンターに着きました。
店内に入って開口一番、「このゲームやろう!」と彼女が言ってきたのが
「アウトランナーズ」でした。
「時代はとうにポリゴンに突入しているというに、なかなか渋いチョイスだな…」
と思いました(笑)。でも嬉しいとかそういう気持ちは全然ありませんでした。
むしろ気恥ずかしいと言いますか、見透かされたような気がしてしまいました(笑)。

アウトランナーズ

コインを200円投入し二人で対戦プレイしたんですが、この時ほど自分で
自分を演じながらゲームをプレイしたことは人生の中で無いかもしれません。
そのぐらい上の空といいますか、心のどこかでゲームが好きだということを
悟られたくないと思っていたのかもしれません。
思春期ならではの意味の無い虚勢、うちのブログを見ていただいている方なら
心当たりあると思ってます(笑)。

「ゲームなんて大して興味ないんだよ」という風を装いながらも、
芸人魂に火がついて、「いきって車を運転するヤンキー」の声帯模写を
披露したりしてました。アホです。
ここが一番泣けるところなんですが、デートの間中、その娘の方は凄く
楽しそうにしてましたし、よく笑ってくれてました。
僕は無理して楽しそうにしてましたが、心の中では凄くさめてました。
なんなんでしょうね…僕って…。

トップ画像6

そんなこんなで3時間が過ぎ、映画館に入りました。
暖かくて居心地のいいシートに深く座ると、
「はあ…、やっとこれでゆっくり出来るわい…」と思ってリラックスしました。
ふと、その娘が隣の席で上着を脱いでいるところを見ると、わりと体のラインが
くっきりと出るセーターを着ていて、大きめの胸が強調されて僕の目に映りました。

「おっぱい大きいねー…」心の中でつぶやきました。
それまでの面倒くさい感から解放されたからか、映画は凄く楽しめました。
なにより、この映画が終わったら帰れるんだと思うと凄くテンションが
上がってきて、なんだかハイな気分になりました。

難波

映画館を出ると、映画が面白かった事もあって話が弾み、
夜の街のイルミネーションも凄く綺麗でなんとなく二入ともテンションが上がり、
二人で手をつないでふざけて走ったりしてゲラゲラ笑ってました。
周りから見ればかなりいい感じのバカップルだっただろうと思うのですが、
僕の心の中は「帰れる!」という嬉しい気持ちの一点張りでした。

僕はその時まで、
「女の子とHする時ってどういう雰囲気でそうなるんだろう…?」と
思っていたのですが、その時、僕は生まれて初めて
「この空気はHにつながる空気…」という感覚を経験しました。
まあ、でも結局はそのまま家に帰りました。そんなもんです。

「とりあえずはそれなりのデートが出来た!」という安堵感を感じつつ自宅に着くと、
僕はメガドライブをおもむろに取り出してきてメガドライブ版の『アウトラン』をプレイしだしました。

OutRunmegadora.jpg

一人で他人の目を気にすることなく『アウトラン』をプレイしていますと、
なんともいえない幸せに包まれ、心ゆくまでゲームが出来ることの喜びを再確認しました。
「自分はやっぱり一人の方がいいかな…」という内向的な気持ちのまま、
その年のクリスマスイブは終わっていきました…。


それから色々あって、結局その娘とはお付き合いしなかったんですが、
その後普通に女の子と付き合えるようになると、そのときのデートがなんとも
恥ずかしいデートだったような気がしてきて、
ちょうど今のようなクリスマスシーズンになると「必死に自分を隠そうとしていた自分」を不意に思い出すようになりました。
でも、そういう時は小さい声で「あー…」とか言って自分をごまかします…(笑)。

テーマ:レトロゲーム - ジャンル:ゲーム

コメント
この記事へのコメント
王道の青春♪
素晴らしく、清く、美しい青春の想ひ出じゃないですか!(b^ー°)

私も前にお伝えしたとおりバリバリの偏差値40以下のヤンキー高校出身でしたので、まったくと言ってよい程女子とは縁がありませんでした(泣)…但し初デートは14歳で『ストリート・オブ・ファイアー』を観に行くと言うオマセ振りを発揮しておりましたが…(苦笑)

…恥ずかしい思い出で、今でも酒の肴になるのが幼なじみのゲーオタのツレが初デートの前日、「デートの予行練習手伝ってくれ!」と泣きついて来たため野郎二人でソレをシミュレートした事です…
…野郎二人…私はお姉ぇ言葉…風呂ナシ・共同便所・ヤニとビールの空き缶、それに前日徹夜でやりこんだ『3-D-O』(古っ!)のソフトが散乱した四畳半…(爆)
当然結果は…

…相手の体調不良によるキャンセルでした…(苦笑)

そんな彼も間もなく私と同様、四十路…
なんか『光陰矢の如し』を痛感する今日この頃です(^_^;)

改めてMerryX'mas♪です。
2009/12/25 (金) 00:08:19 | URL | おりおのび~る #-[ 編集]
無題で失礼します。
そのような過去がニチオクさんにあったとは!その気持ちは僕もよくわかります。友達同士だと平気なんですけどいざ女子となると確かにきついものがありますね。
僕は今までそのような経験は無いのですが、僕も同じ立場だったら絶対そうなってますね。無理にテンション上げて。

クリスマスイブかー。良くも悪くもクリスマスかー。
いやな気持ちおさえるためにもっかい戦メリ聞いてきます。
あの曲ならクリスマスの嫌なとこもすっかり洗い流してくれます。そうやって乗り切っていきます。
後はクリスマスのいいとこだけを味わいつくすのみです。
最近知った曲なので偉そうには言えませんが。(←何)

ちなみに僕もアウトランはやったことがあります(ゲームセンターの新しいリアルなCGの物)。
あれ何年の物なんでしょうかね。ちょっと忘れてしまいました。バスやほかの車を追突で数m前に飛ばしたのは楽しかった(正確には押し込んだ?タイヤ少し浮いてたけど)。
対戦で友達の車にぶつけられて速度落とされてそのまま負けたのもいい思い出です(くそ、いつか見てろよYのヤツ)。
2009/12/25 (金) 02:14:28 | URL | NAO #-[ 編集]
うらやましいw
おれの高校時代もニチオクさんのような境遇だったな。
過去を振り返ると、イブにデートって言う記録は無いのでうらやましいw
2009/12/25 (金) 15:19:58 | URL | HDO #tE21prRc[ 編集]
メリークリスマスです!
おりおのび~るさんへ

14歳、若ッ!!いいですね!それはともかく、
偏差値40以下のヤンキー高校からよく関学にいきましたね(笑)。
何気に母校では伝説になっているのでは…?

やっぱりほとんどの人が初デートって苦労してるみたいですね…。
僕の友人に、初デートが不安で仕方が無いので
女性慣れした人に後ろから隠れてついてきてもらって、
携帯で「よし、次は○○に向かえ。その間の話題は昨日のTV番組」とか
「よし、そこの喫茶店に入れ。頼むものはアイスコーヒー」
とか全て指示してもらって乗り切ったという豪傑がいます(笑)。


NAOさんへ

NAOさん、今年のクリスマスに味わった嫌な気持ちを全て
日記などにして書いてみたりしてみてはどうでしょうか?
そして、その日記を後になって読み返してみると、
「なんで自分はこんなにクリスマスにこだわってたんだろ?」
とか思ったりしますよ。そうなればめっけもんで、
もし来年のクリスマスが寂しかったとしても、
「どうせ、昨年と同じようにクリスマスが終われば何とも思わないんだよな…」
という感じで楽になれますよ。
なんともネガティブな方法ですが(笑)、間違いなく効果はありますので
お勧めですよ。

NAOさんの仰られているアウトランはおそらく
『アウトラン2』ですよね。2003年発売ですよ。
あれは凄く良く出来たゲームで、僕は大好きです!
アーケード筐体でよく楽しんだ後、Xbox版は発売前に
わざわざゲームショーにまで足を運んでプレイ感覚がどこまで
移植されているか確認しに行きました…。
その後の『アウトラン2SP』も合わせて素晴らしいゲームですよね…。


HDOさんへ

ゲーム好きな人ってやっぱりどこかこういう部分で苦労してしまいがちですよね。
特にそれが10代ともなれば、「暴走」がつきものな気がします(笑)。
実はこの数年後、大学時代にバイト先で高校生の女の子にクリスマスイブデート
に誘われたんですが、その子がちょうど初デートのときの相手の子と
同じ年齢だったので、リベンジとばかりに思い切り楽しませてあげました。
色んな意味で…ニヤリ(悪)。
2009/12/25 (金) 23:13:00 | URL | ニチオク #-[ 編集]
誤解です(苦笑)
前のコメで関学が懐かしいと記載したのは、私の第1志望校であった為、同校の友人を訪ねよく学校見学に行っていた為であり、私は関関同立の内第1志望校である関学のみ不合格と言う不甲斐無い結果だったんです(苦笑)

で、19歳1浪→夏期講習の金を親からパクり約1年半全国バイト放浪→21歳改めて浪人→関学落選→知床→東京→京都(親が手続きしてくれてた某大学に入学)→3ヶ月後に退学→はたまた放浪生活(フリーター、バックパッカー、公務員、風俗関係etcetc)→で現在にいたり後に国公立医学部再受験予定…

…とマァ、パラノイアライフを続けながら現在に至っております(苦笑)

確かに一つ一つのエピソードを紐解けば面白&お間抜けトークがあるのですがblogに記載するにはあまりにもカテゴリーが広域過ぎて、とても不可能だと思われます(^_^;)

…医学部合格の暁にはいっそ小説でも書こうかしらん…等と考える今日この頃ですf^_^;
2009/12/26 (土) 01:34:34 | URL | おりおのび~る #-[ 編集]
私も高校生の頃を思い出しました。
女の子の前ではゲームなんて興味ないよ、みたいな顔してみたり。
そしてあの頃は携帯電話が普及してなかったので、
ドキドキしながら女の子の家に電話したり・・・。
今思い出しても悶絶するような思い出ばかりです(笑)
2009/12/26 (土) 11:14:21 | URL | miura #-[ 編集]
コメントありがとうございます!
おりおのび~るさんへ

え?ということは同志社には合格していたということですよね。
そっちの方が凄いじゃないですか!
と言いますか、大学がどうこうと言うレベルを遥かに超えた人生ですね…。
伝説であることは間違いなさそうな気がします。

いいんじゃないですかね?ブログでも。今は出版不況ですし…。
カテゴリーはこの際、無視していただいて(笑)。
ウェブ上でおりおのび~るさんの半生が読めるなら、
僕は嬉しいことだなと思いますけどね…。
何でもそうですけど、行動力がある人の話っていうのは
聞きごたえがありますもんね…。面白そうです。



miuraさんへ

今もって襲ってくるあの悶絶感、分かっていただけて嬉しいです!
僕も携帯が普及し出す前でしたので、女の子の家に電話しました…。
あの、相手の親が出たりした時の何とも言えない気まずさったら
無かったですよね!(笑)
僕は必ず「○○高校の○○ですが、○○さんおられますでしょうか?」と
まるで学校関係の用事のように緊張して言ってました…(笑)。
この歳になって分かるんですが、相手の親は「おもしろいなー…」と
思ってたでしょうね…(笑)。

今の子はやっぱり携帯電話なんですかね…?
メールにいたっては女の子と会話をする緊張すら回避できてしまいますから、
あれは学生には便利でしょうねー…。
もし今、僕が高校生だったらどうかな?と想像してみたんですが、
可愛い娘のアドレスを誰かから教えてもらって、別にメールを送ったり
するわけでもなく、ただアドレス帳に入れただけでウットリして
満足するような学生になってそうです…(笑)。

そういえば、miuraさんお待たせしました。次回やっと梅田駅前ビルの地下です。
申し訳ないんですが、今回は一軒だけに絞らせていただきました…。
他のお店は、また来年に時間をとって書きたいと思ってますので、
御了承くださいませ…!
2009/12/26 (土) 22:34:49 | URL | ニチオク #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
copyright © 2005 世界で一番弱い人 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ. | Template by Gpapa.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。